SAF負担金を含む「その他料金」を更新

持続可能性11月 - 27, 2024
2025年1月1日より、貨物輸送に関する「その他の料金」を更新いたします。この調整には、業務に係るコストの増加や規制上の要件など、市場環境の変化が反映されます。すべての変更点の概要は、myCargoでご覧いただけます。

詳細な情報はオンラインでご覧いただけますが、新しいSAF*の負担金徴収の導入について、より詳しくご説明いたします。

欧州の規制**により2025年1月1日以降、航空燃料の供給会社は欧州の空港への納品時、EUから出発するすべての便で、SAFの割合を2%とすることが義務づけられます。その結果、EU域内の空港から大陸間を結ぶすべての貨物について、「その他料金」のコードMUとして示されるSAF負担金を導入いたします。

弊社のお客様は、myCargo(goSAF経由)または弊社のカーゴSAFプログラムで貨物を予約する際に、SAFの追加購入を自主的に開始または継続することができます。

* SAFとは「Sustainable Aviation Fuel」(持続可能な航空燃料)の略で、化石燃料であるケロシンの代替燃料である持続可能な航空燃料を表す航空業界の用語です。
** これらの規制は、化石由来のケロシンと比較してEU域内で生産・消費されるSAFが、ライフサイクル全体で少なくとも65%のCO2排出量を削減することを保証するものです。SAFはまた、厳格な環境基準を満たすことも義務付けられており、特にその生産が人間や動物の食料供給と競合しないこと、森林伐採につながらないことを保証しています。エールフランス KLM マーティンエアーカーゴでは、「持続可能なバイオマテリアルのための円卓会議」(RSB)、および「国際持続可能性カーボン認証」(ISCC)の認証に基づき、ヨーロッパ以外の国でも同じ基準を適用します。