KLMは、プロセスを効率化することでオペレーション上の貨物処理のさらなる効率化を目指しています。この効率化のために重要なのが、デジタルチェックインです。これにより、すべてのサプライチェーンパートナーにとって、より迅速なオペレーションプロセスが保証されます。eLink（Cargonautシステム）によるデジタルチェックインにより、より迅速な荷役作業が可能になりました。航空貨物業界では、まだまだたくさんの紙が使われています。デジタルチェックインでは、このペーパーワークの重要な部分がデジタル化されます。

スピードと、より効率的なオペレーションプロセスが可能になります。デジタルチェックインにより、サプライチェーンのすべての関係者にとって時間短縮が実現します。

2021年9月1日より、アムステルダム発KLMの輸出配送条件が変更になりました。KLMによるスキポール空港からの輸出貨物は、eLinkでのデジタルチェックインが必要です。デジタルチェックインは、KLMの輸出配送の新しいスタンダードとなっています。紙のチェックインには時間がかかります。KLMはデジタルチェックインに向けて組織を変更するため、将来的にはデジタルチェックインされていない偶発的な貨物に対して費用を請求する場合がございます。

KLMは将来的に費用を請求することを決定することができます。このような決定がなされた場合、紙での輸出にかかる費用はお客様に通知されます。

デジタルチェックインの対象となるのは、アムステルダム・スキポール空港を拠点とするKLMが取り扱うすべての輸出貨物です。また、KLMの提携航空会社（エールフランス航空、デルタ航空）の接続便を利用する場合も、デジタルチェックインが可能です。このサービスは、アムステルダム以外のステーションではまだご利用いただけません。

運送業者やトラック運送業者がデジタルチェックインを利用しない場合でも、KLMで輸出配送を行うことができます。その場合、書類作成などの荷受けにかなりの時間が必要となり、将来的には別途料金が発生する場合がございます。

eLinkでシームレスな配送プロセスを実現するには、以下が必要です:

a) 1回限り：IATA多国間協定の署名、KLMとのEDI契約用eAWBアクティベーションフォームの記入、Cargonautに連絡してeLinkアカウントを取得、CargonautがKLMのプレフィックスにリンクするIATAカスコードの確保。

b) KLMでの各輸出配送時：。

i. 事前通知（eLink内)を作成するために、eLinkを訪問する。

ii. eLinkでは、すべてのeLinkインジケーターがグリーンのステータスを示しているかどうかを運送前に確認することができます。KLMの場合、時間短縮のためには、コードEAPまたはEAWを入力する必要があります。パウチなしの貨物（＝EAW）の場合、トラックの運転手はセキュリティロッジで手続きをした後、KLMの倉庫に直行することができ、その後は書類部門に立ち寄ることなく、最大限の時間短縮を図ることができます。

iii. eLink運送：トラックの運転手の名前とトラックのプレートナンバーを記入し、行程を事前に通知します。

iv. 到着前にFWBをKLMとcargonautに（デジタル）送信し、KLMからFMA確認書を受け取ります。

KLM eLinkに関するご質問は、elink@klm.com 宛てにメールを送信いただくか、KLMアカウントマネージャーまでお問い合わせください。KLMでは、紙からデジタル化、デジタルチェックインへの移行プロセスをサポートするために専門チームを設置しています。