協業を通じたインパクトの創出

食材廃棄削減への取り組み

AFKLMPカーゴは生鮮品輸送セグメントでの業務を得意としています。農業・航空輸送セクターで持続可能な開発を促進するために、バリューチェーン(生産者、輸出者、輸入業者、スーパーマーケット、空港当局、etc.)全体ですべてのプレーヤーと恒久的な関係を維持しています。
  • 現在、パリ-CDG病虫害防除部門および輸出顧客とのコミュニケーション統合、生鮮品ハンドリング・キャパシティ改良およびコールド・チェーン管理ほか。多数のイニシアチブが進行中です。  
  •  さらにコールド・チェーン協会のメンバーとして、食材廃棄削減に向けた研究に寄与しています。このフレームワーク内で、2019年には、西アフリカから空輸されるマンゴーで、持続可能な開発のため、技術面(果実の質を下げるミバエの駆除)、 またロジスティクス面(ブルキナファソとセネガルでの空港インフラ整備、また特にパリ-CDG空港での検収手順)の両方で、実装プライオリティの定義が行われました。

国境なきフライト

エール・フランスとKLMは、フランスのFrench Aviation Sans Frontières、オランダのDutch Aviation Without Bordersの活動を支援しています。これらの緊急人道支援組織では、空輸ミッションとして僻地への医療品輸送を行い、また病気の子供にエールフランスとKLMのボランティアが付き添い、移動を支援します。2018年には、1,400人の子供たちがエールフランスのフライトを利用し、病気から回復しました。また、エールフランスによって26の目的地に医薬品と小さな医療用品のパッケージ8,500個が送られました。

天然記念物

エールフランスとKLMは、天然記念物の不法取引撲滅を目指し、断固とした取り組みを示すバッキンガム宮殿宣言に署名しています。長年、私たちは、こうした不正取引との戦いに取り組んできました。
  •  例えば、私たちの貨物輸送部門は既に 従業員教育および顧客意識向上で、多くのイニシアチブを実践し、国際機関(国際獣疫事務局 、OIE、IATA、United for Wildlife)との会合やワーキンググループに参加しています。
  •  エールフランスは、2017年の終わりにワーキンググループ設立に関わり、パリの空港、税関、ChronopostおよびWWFと協働で、パリ-CDGハブの統合イニシアチブを主導しました。

オランダの対応計画

2018年に、オランダの航空産業では、より持続可能なフライトを目指す「スマート・サステイナブル」対応計画を示しました。20の輸送関連組織とシンクタンクが、より持続可能なフライトに向けた既存の開発を加速するために力を合わせています。その目標は、オランダの全航空産業からの合計CO2排出量を2005年の水準にすることです。このほかに、民間航空が、EU排出権取引制度および世界的な国連カーボンオフセットを通じた大幅な炭素排出削減や、パリ条約の実装を行う、国際航空削減スキーム(CORSIA)の取り組みも行われています。2019年には、経過報告書がこちらから公開されています (オランダ語のみ)

ソーラー・インパルス財団

2019年12月に、エールフランスは、経済と環境面で、実現可能な解決策の識別と迅速な実装を促進する、ソーラー・インパルス財団とのパートナーシップ署名を発表しました。エールフランスとソーラー・インパルス財団は、航空セクターの環境対策を加速するため、クリーンで効率的かつ収益につながるソリューションを追求しています。

責任ある旅客輸送のために力を合わせる

2019年の終わりに、エールフランスは、「責任ある旅客輸送」(Agir ensemble pour un voyage responsable)をテーマとした円卓会議に、パートナー、専門家、著名人、革新を進めるプレーヤーおよび財界人を招待しました。この会議では、数値や具体例を挙げながら、航空会社の環境への負荷を縮小し、責任ある旅客輸送に向けてプレーヤーを動員する取り組みの概説を目指しました。

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