ICS2は、EU域内を仕向地とする、あるいはEU域内を経由するすべての貨物に適用される自動入国プロセスです。このプロセスは、EUの対外国境の安全を監視するものです。また、プロセスの自動化により、EU加盟国間のデータ交換をより効率的に行うことができるようになります。
ICS2は、EU域内を仕向地とする、あるいはEU域内を経由するすべての貨物および郵便物に適用されます
注:欧州域内の輸送には適用されません。
このシステムでは、税関の事前承認と到着前のセキュリティ・セイフティクリアランスが必要です。この新しい要件は 2023年3月1日から強制適用となります。
当社ではこの新しい要件に完全に準拠するために、既存のプロセスやシステムを適合させることにより準備を進めています。ICS2 規制が要求する変更の導入の成功は、お客様の積極的な協力とコンプライアンスにかかっています。
ICS2追加メッセージング条件
エールフランス-KLM-マーティンエアーカーゴでは、荷積み前申告に関する輸送会社の責任を果たすため、荷受け前に完全なFWB(およびFHL)データが必要です。
貴社のFWB および FHLメッセージ には、HAWBレベルのEU向け商品の 6桁のHSコード(統計品目番号) を含める必要があります。プロファイリングおよびEU税関当局へのICS2報告義務のため、FWB/FHLメッセージは貨物の引き渡し前にエールフランス-KLM-マーティンエアーカーゴまで送信されなければなりません。
この新規制を円滑に実施するため、2022年12月15日以降、FWBおよびFHLメッセージにこれらの新しいデータ要素を含めることをお願いいたします。追加情報は、適切なHCコードのフィールドに入力することが極めて重要です。
2023年3月1日までにこの追加情報を提供されない場合、出発地での商品の受理ができない可能性がありますのでご注意ください。
さらに、移行を円滑に進めるため、すべてのお客様に「eAWB-協定」への締結をお願いしていす。e-AWB協定についての関連情報は、当社ホームページのこちらのページをご参照ください。
ICS2メッセージング条件に関する技術的なご質問は、弊社eFreightチームまでメールでお問い合わせください:mail.efreight@airfrance.fr
輸入管理システム2(ICS2)」の詳細については 、欧州連合ウェブサイト をご覧ください。
重要なお知らせ - EU輸入管理システム2(ICS2)